お年寄りが受けられる介護関連のサービスはいろいろとありますが、施設で受けるのではなく、自宅で受けられるのが訪問介護サービスです。
この訪問介護サービスの仕事は魅力的なので、ヘルパーとして働きたいという方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
施設で働く場合は一度に多人数への対応が必要ですが、訪問介護サービスの場合は基本的に一人なので、初心者の方にもおすすめです。

ただ、自宅に訪れる訪問介護サービスでは、利用者との間で問題になることもあるので注意しなければいけません。
特に、看護師や医師の資格がなければ、やってはいけない医療行為を頼まれるケースがあり、困ってしまう方が多くいます。
もちろん、医療行為のすべてがおこなえないわけではないので、事前にきちんと勉強をしておく必要があるでしょう。

もしも、頼まれたときに自身で判断ができないのなら、勤め先の上司に連絡を取って、聞いてみることをおすすめします。
簡単にできることだからといって、了承してしまうと、問題になるケースがあるので分からないのなら判断しないようにしましょう。
それに利用者が納得できない様子なら、上司に話をしてもらうのも大切です。

ちなみに、介護士がおこなえる医療行為は時代が進むことによって、どんどんと解禁されている状況にあります。
そのため、今は駄目でも、数年後は大丈夫になっている可能性があるので気をつけましょう。
したがって、介護の資格を取得できたとしても、日々の勉強を続けることが重要だといえます。